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2022.01.31

ピラティスの効果を上げるために知っておきたいこと ーパフォーマンスピラミッドー

「ピラティスの効果を上げるために知っておいたら良いことはある?」

このような悩みを解決します.

 

・本記事から分かること、得られるもの

✔パフォーマンスピラミッドの知識と理解が深まる

✔不良姿勢や疲れやすい原因がわかる

✔運動の効果が上げる

 

ピラティスを始めるなら、パフォーマンスピラミッドを理解しておきましょう!解説していきます!

 

この記事を読む前に、オススメの記事!

ピラティスを始める前に知っておきたいこと ー Joint by Joint Theory(ジョイントバイジョイントセオリー) ー

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ピラティスの効果を上げるために知っておきたいこと ー姿勢のコントロール ー

 

 

パフォーマンスピラミッドとは

アメリカの理学療法士であるGray Cookが提唱している概念です。(上記の図は内容を改変したもの)

人間のパフォーマンスはタスク、パターン、ポジションの3段で構成されているという考え方です。

 

タスクは競技のスキルを指しており、野球ならピッチングやバッティングの技術を指します。

パターンは、競技をするための筋力スピード(俊敏性)のことでタスクをサポートしています。

ポジションは、競技をするための体の安定性柔軟性でパターンとタスクを支えています。

 

医療現場やスポーツ現場では、タスクはしっかりしているのにパターンやポジションが不十分でケガを繰り返している方を多く経験します。

また、ポジション(特に柔軟性)は特に低下している傾向があります。

 

 

当スタジオで使用しているパフォーマンスピラミッド

パフォーマンスピラミッドはとても良い考え方ですが、私はさらに2段加えた5段で考えるようにしています。

 

感覚(体性感覚、視覚、前庭覚)というインプットが上手く行えないと、体がこわばって硬くなったり筋力が発揮できません。(パターンとポジションが低下する)

また、脳や体の燃料である酸素と糖質を取り込むことは最も重要です。

自動車で例えるならば、運転手の技術がF1レーサーのように高くても、燃料のない車は走ることが出来ません。

つまり、呼吸の量やパターンの乱れ、食事でエネルギーを体の中に取り込むことが出来ていなければ全てのピラミッドは崩れ落ちます。

 

当スタジオでは、特にこの4段目の感覚と5段目の脳(ブレインバランス)にフォーカスを当ててアドバイスやエクササイズを行っています。

体性感覚や脳については今後のブログで紹介していきます。

 

ピラティスとパフォーマンスピラミッド

では、ピラティスはパフォーマンスピラミッドのどこに関係があるのでしょうか?

ピラティスは体をコントロールして様々な動作や姿勢をとることでトレーニングを行います。

そのため、基本的にはパターン(筋力)ポジション(安定性と柔軟性)を整える役割があると考えられます。

これは、特にマットピラティスが該当するでしょう。

 

それに加えてマシンピラティスは、バネやバーの外力を通じて体性感覚、脳機能を改善することが出来ます。

体の痛みや緊張が高い人、姿勢に悩む人は、やはりマシンピラティスの方がメリットが大きいと考えます。

 

 

まとめ

パフォーマンスピラミッドは体の状態を推し量るうえで良い考え方になります。

体の不調や悩みが、どの段で問題を起こしているのかを評価したり、考えることで根本原因を変えることが出来ます。

まだ2ヶ月ほどのスタジオ経営ではありますが、感覚と脳(ブレインバランス)に問題を抱えている方が大半です。

自分の体を客観的に知るためにパフォーマンスピラミッドを使用されてみてはいかがでしょうか?

 

 

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