「最近よく聞くマシンピラティスってどんなものなの？」

このような悩みを解決します。

 

・本記事から分かること、得られるもの

✔マシンピラティス「タワー」についての知識が深まる

✔マシンピラティスとマットピラティスの違いがわかる

 

マシンピラティスの中でも特殊な効果を持つ「タワー」！

どんなマシンで、何がすごくて、ジムのマシンとどう違うのか？

解説していきます！

 

この記事を読む前に、オススメの記事！

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タワーとは？｜マシンピラティス

 

「タワー」は、「キャデラック」というピラティスマシンを改良し、リフォーマーと一体化したものになります。

タワーを使ったピラティスでも、痛みや不調がある方や体力に自信が無い方でもそれぞれのカラダの状態に合わせてトレーニングが行えます。

また、トップアスリートなど本格的にトレーニングを行いたい方に合ったトレーニングを行うこともできます。

PHIピラティスジャパンでは、タワーのことを「感覚入力の器」と呼んでおり、感じにくい筋肉や動かしにくい関節の機能を改善してくれます。

当スタジオでは、柔軟性の少ない方や背骨を動かすことが苦手なクライアントに重宝しています。

 

タワーもどんな方でも対応できる多様性のある機械といえます。

 

 

タワーの特徴｜マシンピラティス

では、タワーの特徴をご紹介します。

 

①バネ（スプリング）

タワーに限らず、ピラティスのマシンはバネ（スプリング）を運動の負荷にします。

ジムのマシンなど重りによる負荷は常に一定の負荷がかかりますが、バネは伸び始めたとき・最大限伸びたとき・縮むときで負荷が変化します。

 

また、タワーのバネは色だけでなく長さを変えることで負荷を変化させることが出来ます。

 

基本的には、硬いバネを使用すると筋力、柔らかいバネを使用すると自分の体を制御する能力が必要になります。

しかし、タワーの場合はエクササイズの種目によって、やや重いバネを使用したほうが体の制御が行いやすいものもあります。

 

②プッシュスルーバー、ウッドバー

タワーには「プッシュスルーバー」と「ウッドバー（ロールダウンバー）」があります。

この特殊なバーを使用し、寝る・四つ這い・膝立ち・立位など様々な姿勢でエクササイズが行なえます。

 

プッシュスルーバーは動く軌道が決まっており、リフォーマーやウッドバーを使用するエクササイズに比べると安定して動作が行なえます。

そのため、運動に慣れていない初心者の方や高齢の方でも、安心して正しいカラダの動かし方を学習することが出来ます。

その反面、プッシュスルーバーは手や足を突然離すとクライアントまたはインストラクターがケガをする危険性があるためリスク管理は必須です。

 

ウッドバーはプッシュスルバーに比べると自由度が高く、カラダがやや不安定な状態でエクササイズを行います。

そのため、カラダの制御能力を向上させることが出来ます。

もちろん、マットピラティスに比べるとバネの補助があるため、運動の強度は調整が可能です。

 

背骨を1つずつ動かすなどマットピラティスでは分かりにくい感覚もタワーを使うことで運動学習をすることができます。

 

 

タワーのエクササイズ例｜マシンピラティス

では、実際にタワーを使用したエクササイズをご紹介をします。

 

モンキー

プッシュスルーバーに両手・両足をつけた状態で両膝を伸ばし、体幹を起こしていきます。

ふくらはぎ、太もも裏、脊柱起立筋のストレッチ、腹筋群の強化が行えます。

両手・両足を伸ばすためには、かなりのカラダの柔軟性が必要になります。

腰痛や反り腰、お腹のボディメイクを行いたい方にオススメの種目です。

 

ティーザー

両手でプッシュスルーバーを持ち、体幹を曲げていきます。

主に腹筋群と腸腰筋の強化が行えますが、ゆっくりとカラダを起こしていくことで背骨を1つずつ動かすことも出来ます。

一般的に難しいとされるV字腹筋もタワーを使用すれば夢ではありません。

こちらも腰痛や反り腰、お腹のボディメイクを行いたい方にオススメの種目です。

 

ロールダウン

背骨を1つずつに動かすエクササイズです。（分節運動）

ウッドバーとバネのサポートを受けながら、腹筋の強化・広背筋や腰方形筋など腰痛の原因になる筋肉をストレッチすることができます。

こちらも腰痛や反り腰、お腹のボディメイクを行いたい方にオススメの種目です。

 

上記の3つの種目はパーソナルトレーニングでも使用頻度が高い種目ですが、背骨を動かすことや柔軟性を高めるという意味で外すことのできない素晴らしいエクササイズです。

 

 

まとめ｜マシンピラティス

タワーは、マシンピラティスの代表的な機械です。

バネによる運動負荷、2種類のバー、背骨の動き・カラダの柔軟性の改善などに優れているなど特徴を持っています。

ぜひ、タワーを使用したピラティスを体験してみてください。