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2022.01.23

ピラティスの効果を上げるために知っておきたいこと ー姿勢のコントロール ー

 

「ピラティスの効果を上げるために知っておいたら良いことはある?」

このような悩みを解決します.

 

・本記事から分かること、得られるもの

✔姿勢を良くするための知識が深まる

✔不良姿勢や疲れやすい原因がわかる

✔運動の効果が上げる

 

ピラティスを始めるなら、姿勢がどのようなメカニズムで決まるのかを理解しておきましょう!解説していきます!

 

この記事を読む前に、オススメの記事!

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姿勢は何が決めているのか?

私は幼いときに母親から「胸を張りなさい!」「姿勢が悪い!」と言われることが多かった記憶があります。 

すぐに姿勢を直すことは可能ですが、これは長続きはしません。

 

その理由は意識的に姿勢を修正するときは「皮質脊髄路」という経路を使って姿勢をコントロールしています。

私たちが無意識的に姿勢をとっているときは「網様体脊髄路」という経路を使って姿勢をコントロールしています。

 

つまり、「反り腰」や「猫背」と呼ばれる不良姿勢を変えるためには「網様体脊髄路」を刺激することが重要といえます。

また、別の言い方をすると「筋力」や「柔軟性」を向上するよりも「脳」の状態を変えることが姿勢を良くする秘訣といえます。

 

 

網様体脊髄路を刺激するには?

 

結論をいうと、無意識的で姿勢が良くなるような「環境」をエクササイズや日常生活で作ることです。

例えば、ピラティスのリフォーマーというマシンを使って「ペルビックリフト」というエクササイズを行うと無意識で反り腰や猫背にならないように体を動かします。

日常生活なら椅子に座るときにバックレストにもたれないように座れば、無意識網様体性脊髄路が働きます。

個人的にオススメの運動は、たくさんの姿勢や動作を変化させるものが良いです。子供ならジャングルジム、大人ならボルダリングやパルクールなどが良いかもしれません。

前回の記事で紹介した「トニックマッスル」を上手く使うことが大切ともいえます。

 

記事はこちら↓

ピラティスの効果を上げるために知っておきたいこと ートニックマッスルとフェージックマッスル ー

 

 

オーバーブレーシング

 

ざっくり説明すると「無意識で体を固めて姿勢・動作を行ってしまう」という意味です。

トニックマッスルではなく、フェージックマッスルを使って姿勢をコントロールする癖がある人は「オーバーブレーシング」をしているかもしれません。

 

・ストレッチを習慣にしても体が柔らかくならない。

・よく姿勢を直すように言われる。

・力が入って呼吸が止まってしまう。

・慢性的な肩こり・腰痛

 

上記のような悩みがある方はオーバーブレーシングを行っている可能性があります。

このような方は、姿勢を直すために「筋力トレーニング」を選択するよりも「脱力・リラックス」できる運動から始めることをオススメします。

 

 

まとめ

姿勢をコントロールしているのは「網様体性脊髄路」そして「脳」になります。

脳の状態を整えなければ姿勢を改善することは難しく、オーバーブレーシングのような体を固める癖がついてしまうかもしれません。

ぜひ、普段の生活とは違った「環境」で脳を刺激していただければと思います。

 

 

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